今朝、新型コロナウイルスワクチンの初回接種を終えました。
中国国内では感染リスクが極めて低いこともあり、帰国後に接種すればよいとずっと考えていました。
それが来年の帰国が現実化して来た今になって方針転換した理由は2つです。
中国でワクチンを接種した理由
日本での感染リスク低減
「ゼロ・コロナ」の世界で生活している身からすると、日本の「感染対策」は全く何もやってないように見えてしまいます。
空港で飛行機を降りた後は、いつどこで感染してもおかしくなく、感染・発症・重症化に遭遇するか否かは運次第のギャンブルです。
「ウィズ・コロナ」の世界。
いずれ慣れてしまうんでしょうが、今は非常に怖いですね。
帰国後、日本でワクチン接種するまでの防波堤を少しでも築いておきたいのです。
中国での移動制限リスク回避
ワクチン接種の事実上の義務化が中国で始まる可能性があります。
公共交通機関やホテル等への入場には従来から健康コードの提示が求められて来ましたが、加えてワクチン接種履歴の提示を課する地域が出始めています。
一部地域のみですし、運用もまだ緩いようです。
ただ、一夜にして情況が変わるのが中国の常。
感染拡大防止に失敗すると、その責任がきっちり問われる中国のお役人は必死です。
「責任を痛感」とか「誠に遺憾」とかでは済まないのです。
何かをきっかけに一気に厳格化されるリスクが常にあります。
初回接種の感想
懸念していた長い行列もなく、5分程並んだだけでした。
接種したワクチンはシノバック。
注射されたことも気付かないくらいの低侵襲で、今のところ目立った副反応はありません。
(副反応があまりないというのも、今回接種した理由のひとつです)
「水ワクチン」と揶揄する人たちもいますが、一方で感染や重症化の予防効果はあるという人たちもいます。
専門家の間でも意見が分かれる分野ですから、素人が「正解」を出せるはずもありません。
メリットとデメリットを自分なりに測って決断するほかないです。
どうか良い方に転がりますように。