五五雑記

五十代無職の日常です

「羊肉泡馍」

中国の古都・西安には2度行ったことがあります。

1度目は学生時代。

20数年前、中国に語学留学していた時、シルクロードバックパック旅で立ち寄りました。

2度目は駐在時代。

数年前、社員旅行で会社のスタッフを引き連れて行きました。

その両方で食べた西安の名物料理があります。

パソコンのフォルダを漁っていたら2度目の旅行で撮った写真を見つけたので紹介します。

 

「羊肉泡馍(yángròu pàomó)」は「羊肉スープにパンを浸したやつ」です。

注文すると、まず「馍」と呼ばれる小麦粉で作ったパンのようなナンのようなものが丼といっしょに現れます。

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これが「馍」です

次に「馍」を細かく手で千切ります。

最初は物珍しさもあり丁寧に細かく千切るんですが、結構固くて大きいのでだんだん面倒になって来ます。

かたまりが大きいと、もっと小さく千切るよう店員に注意されます。

苦行です。

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千切った後の「馍」。これは大きすぎて駄目だったやつです、確か。

ようやく千切り終わったら丼を店員さんに渡します。

そうすると、羊肉スープを入れた丼が戻って来ます。

羊肉で出汁を取ったスープをたっぷり吸って柔らかくなった「馍」が絶品です。

と言いたいところなんですが、 わたしの印象ではそんなでもなかったです。

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完成した「羊肉泡馍」。らっきょうが美味しかったです。

 

日本でも提供しているお店があるようなので、機会があったら試してみて下さい。

「名物に旨い物なし」と言いますが、決して旨くなくはないし、話のネタに食べてみて損はありません。