第1作目の『戦場のヴァルキュリア』はPS3オリジナル版とPS4リマスター版、どちらもプレー済みです。
従来のストラテジーゲームとは一線を画したシステムはもちろんですが、 ストーリーもまとまっていて完成度の高いゲームと評価しています。
PSP向けの『2』と『3』は未プレーのため、『戦場のヴァルキュリア4』は自分にとっては2作目ということになります。
システム面は1作目でほぼ完成されているので変化はあまりありませんが、 影響が大きかったのは新兵科「擲弾兵」の追加です。
個人的にはこれは無かった方が良かったです。
遠距離かつ範囲攻撃ができる強力な兵科で、「狙撃兵」や「戦車」の重要性が低下しました。
「戦車」だけでも結構ゴリ押しが効くので、戦闘がより大味になった感があります。
自軍ユニット移動時に敵の砲撃が空から降って来るドキドキ感はとても面白かったので、帝国側の新兵器として敵側だけ使用する特別ユニットという形が理想でした。
ストーリー面はかなり不満の残る内容でした。
キャラのほとんどがツンデレで、その中に天然キャラが混じっているという世界です。
そのキャラ同士の恥ずかしい掛け合いをフルボイスの一枚絵で延々見せつけられます。
セリフの自動送りがないので、ボタンをぽちぽち押すのも面倒でした。
キャラがまあよく怒るんですが、怒りの理由がたいてい八つ当たりに近く、怒られているキャラが気の毒になる場面が多々ありました。
また軍令違反を犯すキャラが多いのも、ライトユーザー向けということを差し引いても白けてしまいます。
と言うことで、マイナス面は多々ありますが、ちょっと時間を置いて 2周目をやるつもりですし、新作が出たら多分買っちゃうと思います。
次にやるゲームは、セールで購入した『サイコブレイク』か『Shadow Tactics Blades of the Shogun』です。
『サイコブレイク』が3D 酔いしないかちょっと心配。