Kindle unlimitedで読んだ無料本の感想を備忘録代わりに並べます。
島田雅彦『簡潔で心揺さぶる文章作法 SNS時代の自己表現レッスン』
筆不精や遅筆の改善にちょっとでも役に立つかなと思って読みましたが、今のわたしには必要のない本でした。当面は質より何より量が大事。
本田静六『私の財産告白』
日本の著名投資家のベストセラー。序章の「私の略歴」と目次をざっと眺めただけで終わりました。温故知新は否定しませんが、時間は限られているので他に読むべき本を優先します。
ちきりん『Vol.1 賃貸か購入か キンドル・リノベシリーズ (ちきりんブックス) 』
賃貸か持ち家かの論争が絶えないのは「みな自分の決断に自信がもてないからでしょう」という冒頭の言葉はその通りで、賃貸派のわたしも迷っているところです。結局のところ解決方法は、高齢になって賃貸契約が困難になった場合や、病気で一人暮らしが困難になった場合に備えて十分な資産を形成しておくことでしょうね。
ミニマリスト SHINYA 他『ミニマリストになって、モノを捨てたら「お金」と「時間」が増えた!: 【ミニマリストの入門書】』
帰国後の通信費の選択のひとつとして「クラウドSIM」というのが存在すること。高額医療費制度の負担上限額は全世帯一律と思っていたけど、住民税非課税世帯だと上限35,400円/月だということ。この2点は今回初めて知りました。
モノを捨てることは、コトの取捨を上手くやることにもつながるというのは納得。
あまのさくや『32歳。いきなり介護がやってきた。』
やがて来るかもしれない両親や自分自身の大病や痴呆と介護。しんどい。ただ、著者の家庭は金銭的には恵まれているという印象。リタイヤ後も両親への仕送りは継続せざるをえないわたしとは、そこが大きく違います。
「誰よりも病気に苦しめられているのは父自身だ」という言葉は当たり前だけど、訳の分からない言動にイライラさせられない自信はありません。
ところで、Kindle Oasis 3を中国で使用 - 五五雑記 という2020年8月の投稿で、「中国ではアマゾンジャパンで購入した電子書籍データをKindleに直接ダウンロードできない」と書いたことがありますが、今回はダウンロードできました。帰国間近になって今さらですが、使い勝手が非常に良くなっています。