足首を骨折したため、前回の失業保険認定日にハローワークへ行けませんでした。
認定日に行けない場合の一般的な対応方法はネットでたくさん見つかりましたが、具体的な体験談はほとんどないようです。
ハローワークに連絡したり医者に証明書を書いてもらったりして、認定日を変更した経緯をまとめておきます。
ハローワークへ事前連絡
骨折してぼっち松葉杖生活となり、外出はしんどいなと思いました。
認定日に行けない場合は事前に連絡すること、と受給者の「しおり」に書いてあります。
早速、ハローワークに電話しました。
「少々お待ち下さい」とあちらで何やら相談する声。
「お待たせしました。足首骨折しても求職活動できますよね。認定日変更はできないんですが」
「えっ!?そりゃ、パソコンは使えますけど。それは松葉杖ついて絶対に来いということですか?」
思わぬ回答でびっくりしました。
「じゃあ、病院の証明書があればいいんですね?」
この質問から始まったその後の細かい問答は書きませんが、こんなに激昂したのは何年ぶりかというくらい腹が立ちました。
いま証明書はないんですよね、仮定の質問にはお答えできません、みたいな回答。
鼻で笑うような口調にも我慢しきれず電話をブチ切りました。
フォローの電話
およそ30分後、ハローワークから電話がありました。
先ほどとは別の担当者です。
落ち着いた声で理路整然と以下のことを説明してくれました。
- 怪我の程度を確認できないため認定日の変更は現時点ではできないこと
- ただし、次回認定日までに病院の証明書を持参すれば受給可能なこと
- 14日以内の怪我に必要な書類と手続き
- 15日以上の怪我に必要な書類と手続き
- 証明書が発行されなかった場合の手続き
わたしが確認したかったことを全て答えてもらい機嫌を直しました。
傷病証明書の発行
15日以上の怪我の場合、失業給付の基本手当から傷病手当に変更となります。
なんか面倒そうなのと順調に回復していることもあって、2週間の時点で病院で証明書を書いてもらうようお願いしました。
つまり14日以内の怪我なので「傷病証明書」になります。
証明書の費用は病院によって異なるようで、わたしの場合3,000円でした。
ハローワークへ
次回認定日が来る前、松葉杖が2本から1本になったところでハローワークへ行きました。
担当窓口は、通常の失業認定を行う部署でした。
事情を話して「傷病証明書」と求職活動実績2回分が記載された「失業認定申告書」を渡すと、前回の認定日を今回の来所日に変更してくれました。
これで、数日後にはまとめて手当が振り込まれます。
なお、次回認定日には変更がないので、その前日までに2回の求職活動実績が必要になります。
まとめ
ハローワークの対応は、最初の担当者以外は懇切丁寧でした。
認定日を事前に変更するハードルは思ったより高いように感じました。
入院・手術レベルが求められるという印象です。
ただ、今回のような事後の変更は病院の証明書さえあれば容易なようです。
認定日をすっぽかしても失業給付がなくなるわけではなく、1ヶ月先送りになるだけです。
一方、病院の証明書発行には数百円~数千円かかります。
早く給付を受けたい事情がなく14日程度の怪我であれば、証明書無しで済ませた方が良かったのかもしれません。