とうとう罹患してしまいました。
1年前、ゼロコロナ下の中国から帰国した際は、ウイルスまみれの日本ではすぐに感染するのではないかとビクビクしたものですが、全くその兆候もなく過ごして来ました。
インフルエンザも罹ったことないし、ひょっとしてコロナにも罹らない体質なのでは?
そんな根拠のない自信も持っていましたが、第9波の大波にあっけなく撃沈です。
ちなみに、ワクチン歴は中国シノバック2回接種となっています。
発症は先週の福岡旅行中でした。
水曜日の夕方、ホテルでの小休止後に喉にイガイガ感が生まれます。
翌木曜日の朝、喉のイガイガ感に微熱が加わります。
体温計で測っていませんが、体感で37℃台前半だったと思います。
大事をとって旅程を一日繰り上げて、当日お昼ごろ帰宅。
熱っぽさを感じて体温計で測ってみると、38℃台となっていました。
この時点ではコロナはあくまで可能性のひとつであって、どっちかと言うと風邪かなという考えです。
ご近所の内科を探して電話します。
事情を伝えると、受付の方も実に慣れたもので電話口で問診を始めます。
一通り聞き取りを終えると、病院の入り口に到着したらまた電話下さいという指示。
病院に着くと、裏口から院内の小さな隔離ルームに通されます。
しばらくするとお医者さんが登場。
長い綿棒を鼻の穴に突っ込まれて検体を採取されます。
1分後くらいでしょうか、「コロナです」と結果を宣告されました。
コロナに罹らない体質ではなかったか。
自分が選ばれた特別な人間ではなくどこにでもいる普通の人間であることがわかってがっかりしました。
治療薬がありますけど使用しますか?
そんなことを聞かれたので、使ってみますと回答すると、同意書に署名を求められました。
ゾコーバ、何か聞いたことがある、という程度の知識です。
治療後の経過ですが、まあ順調だったと言って良いと思います。
喉が痛くて飲み物も通らないなんてこともなくって、終始、イガイガ感とちょっと咳があるくらいでした。
木曜日、金曜日そして土曜日、1日2回、熱が38℃を超えたタイミングで解熱鎮痛剤を飲みました。
その甲斐あってか熱が39℃を超えることもなく、日曜日以降は解熱鎮痛剤の出番はありませんでした。
発症から1週間、喉のイガイガ感と多少の怠さが残っています。
骨折が治ったと思ったらコロナ感染と散々なセミリタイア生活ですが、ゆっくり体力を戻して気分を上げていきたいと思います。