斉藤和義の熊本公演に行って来ました。
ライブツアーの名前は
KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2023 “PINEAPPLE EXPRESS”~明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ~
前回参戦したコンサートは2019年11月、中国人シンガーソングライター李荣浩(Lǐ Rónghào)の深圳公演でした。
翌年明け早々にはコロナ禍が始まり、中国国内のイベントは全滅。
歌星のライブに行けなくなったことは中国駐在の心残りのひとつです。
斉藤和義は20代から30代にかけて一番ハマった歌手で、きっかけは中国留学2年目のルームメイトの影響でした。
2011年リリース『45 STONES』までのアルバムはたぶん全部持っています。
ただ、30代後半から仕事の激務もあって音楽を聴かなくなり、その後海外生活に入ったためCDも買わなくなりました。
リタイア後の3月、久しぶりにライブに行ってみようかと調べたところ、斉藤和義の熊本5月公演を発見。
懐かしさもあって、すぐにチケットを購入しました。
ライブ会場は熊本市民会館(市民会館シアーズホーム夢ホール)。
開演30分前に行ってみてちょっとびっくりしたのが、ファンの年齢層。
おじさん、おばさんが目立ちます。
そう言えば、せっちゃんももうすぐ還暦だよな。
わが身も顧みつつ納得したのでした。
座席は2列目の端っこ。
箱が思ったよりも小さく、本当に間近でパフォーマンスを観ることができました。
最近の曲を知らないので不安もあったんですが、古いお馴染みの曲から始まったので、すごく入りやすかったです。
疾走感がある曲、静かな聴かせる曲、最初から最後まで楽しむことができて、2時間ちょっとがあっという間でした。
ライブの最中にちょっと戸惑ったことがあります。
一曲めが始まったとたん、観客が立ち上がり始めたことです。
中国のコンサートでは座席から立ち上がると係員から怒られるのが常でした。
えっ、立っていいの?
田舎者みたいになりました。
もう一つ、日本ではスマホで撮影している人が1人もいないということです。
あちらでは歌星自身が「撮影タイム」と言い出すほどスマホ撮影が半ば公認されています。
ずっとスマホ越しに歌星を見てる人も多く、何しに来たんだかと言いたくなる時も。
久しぶりに参戦した日本のコンサートでは、アーティストのパフォーマンスを純粋に楽しんでいる観客の一体感が得られて、本当に気持ちが良かったです。
また行きたいと思います。