地元のTOHOシネマズで上映された「爆笑問題 with タイタンシネマライブ」に行って来ました。
お笑い系のライブとしては、20数年前のみうらじゅん以来となります。
爆笑問題の、ましてタイタン芸人のファンというわけではありませんし、テレビのネタ番組が大好きというわけでもありません(日本エレキテル連合はちょっと好きですが、出演しませんでした)。
チケット代も高くないし、ちょっとお笑いライブを体験してみようか。
そんな軽い気持ちでチケットを購入したんですが、結果大きく後悔することになりました。
ライブは名前も知らない芸人から始まり、名前を知っている芸人が徐々に増え、主役の爆笑問題が登場し、最後は特別ゲストの西川きよしが締める。
そういう進行の2時間ちょっとのステージでした。
チケット購入の動機が上述の通りということもあって、声を出して大爆笑することはなく、ちょっとクスッとしたりニヤッとしたりといった程度でした。
そんな中でも、M-1グランプリ2022王者のウエストランドや、懐かしいBOOMER&プリンプリンなどのベテランはアドリブも上手くてやっぱり安心感あり。
一方で、シュールネタの脳みそ夫はどこが面白いのか1ミリもわかりませんでしたし、アイデンティティの野沢雅子(悟空)ネタは騒いでいる小学生みたいに感じて冷めた目で見ていました。
まあ、この辺は感性の問題なんで仕方がないですね。
舞台の感想は以上で可もなく不可もなしでしたが、後悔することになった原因は隣席の客です。
詳細は避けますが一見して近づきたくない風貌・雰囲気。
しかしまあ外見は良しとしましよう。
ライブ開始までの時間はその男もおとなしく待っていたので一安心。
しかしライブが始まった途端、マジかよ、とテンションだだ下がりです。
誰も笑っていない場面で1人で笑い出す国宝級のゲラでした。
これだけならまだしも、本当に嫌でしたけど耐えられたでしょう。
しばらくすると、あっ、大人しくなったな、良かった。
そう思ったのもつかの間、突然中空をみつめて謎の歌を歌い出します。
座席は半分以上空いていたのに、よりによってなぜこの男の隣に座る羽目になってしまったのか(全席指定でした)。
お金を払って拷問を受けに行ったようなものです。
今回の件がトラウマになって、お笑いライブを観覧することは2度とできないような気がします。