五五雑記

五十代無職の日常です

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

数年ぶりに映画館で映画を観て来ました。

前回は確か2017年一時帰国時の『この世界の片隅に』だったと思います。

6年ぶりに映画館に足を向かわせた作品は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。

過去の4作品をディズニープラスで一気見したら居ても立っても居られなくなったのです。

www.disney.co.jp

 

冒頭の舞台は第二次世界大戦末期。

スパイ容疑で宿敵ナチスに囚えられたインディですが、VFX技術でその顔は若き日のままで全く違和感無し。

もう本人でなくてもいいんじゃないかというレベルですね。

その後、舞台はアポロ11号が月面着陸に成功した1969年の「現在」に移りますが、定年退職を迎えるインディは顔も体も生活もすっかりしょぼくれた老人のそれでした。

設定では70歳らしいですが、これでアクションとか無理があるんじゃないかとちょっと心配に。

しかし物語が動き出すと、馬にバイク、自動車、列車そして飛行機とアクションシーンの連続。

年齢を感じさせる演出もありましたが元気で安心しました。

敵の銃弾が全く当たらないご都合主義は相分からずでしたが、これでいい、これがいい。

インディ・ジョーンズに期待していたのは、こういう何も考えずに楽しめる爽快な冒険活劇。

余談ですが、『アンチャーテッド』シリーズは『インディ・ジョーンズ』を再現した素晴らしい「プレイする映画」だったなと思い返しました。

 

上映時間は154分と長めでしたが、飽きることなく映画に集中することができました。

そして、ラストシーン。

からのジョン・ウィリアムズのテーマ。

ちょっと涙が出てしまいました。

もうネタバレレビューもあちこちで観られますが、ファン心をくすぐる演出です。

吹き替え声優も含めて、最高の一作でした。

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なお、ピカデリー熊本は毎月1日はサービスディということで、チケットは通常2,000円のところ1,300円で購入できました。

ちなみに、平日9時で公開日から日数が経っているということもあってか、観客数は10名弱。

この価格でこの環境だったら毎月一本くらい観に行ってもいいかな。

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