今年楽しみにしていた/いるゲームが2つあります。
ひとつは9月発売予定の『Starfield』、もうひとつが6月に発売された『Diablo IV』です。
ディアブロシリーズはこれまでやったことがなかったんですが、どこかで見た前作『Diablo III』のレビューが非常に魅力的に映り、新作が出たら絶対にやってみたいとずっと思っていたんです。
ただ、本作は一番安いスタンダードエディッションでも9,800円となかなかの価格です。
一度もやったことがないゲームにこの投資はちょっと躊躇しました。
幸い正式ローンチに先立ってオープンベータテストが実施されたためお試しで参加。
ダークな世界観、雰囲気のあるグラフィック、広大なマップ、簡単操作で派手なエフェクトのバトル、緩いマルチプレイ…。
やっぱりこれは買いだと確信して事前注文しました。
製品購入後です。
最初は物珍しさもあって楽しかったです、本当に。
ただ…、猛烈に飽きて来ました。
ティア1、レベル36、第3章。
わかる人にはわかると思いますが、まだ序盤も序盤と言っていいでしょう。
しかし、もう飽きました。
簡単操作の裏返しで戦闘そのものは単調なので、プレイ時間の大部分はほぼ機械的にボタンをポチポチもしくは押しっぱなしということになります。
これを延々と繰り返すのです。
ディアブロシリーズはハック&スラッシュというジャンルの金字塔で、その魅力はクラスやスキル、装備を組み合わせてより強力な敵に挑み続けるところにあります(と一般に言われています)。
戦闘そのものよりもキャラの強化が肝です。
ただ、わたしはレアアイテムゲットして脳汁ドバッみたいなのがないんですよね。
前作のレビューで楽しそうに見えたマルチプレイも、派手なエフェクトの攻撃をみんなで繰り返してたら終了みたいな感じです、結局は。
ディアブロは10年遊べるゲームと言われることもあります。
10年繰り返すのか…。
わたしには他にやるべきゲームがある。
そんな思いが募って途中でプレイをやめることにしました。
オープンベータからの公式サイトのフォローも素晴らしく、ファンの盛り上がり方も素晴らしくって、そこも含めて良いゲームなんだなと思います。
ただ、残念ながら自分には合いませんでした。
9,800円。
自分にとっては高い勉強代でした。