帰国の目的のひとつは、リタイア後のキャッシュフロー予測です。
何しろ日本を離れて10年ですから日本の生活費が実感としてありません。
日本で実際に生活し家計簿をつけることによって、リタイア後の支出予算を検討して行きたいです。
概要
2022年7月の支出概要です。
参考値として、中国在住時1月から6月の月平均支出と、それとの比較を記載しました。
なお、社会保険料及び税関連支出は除いています。
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家賃
駐在時は全額会社負担だった家賃ですが、当然ながら帰国後は自己負担となります。
7月の1,200円というのは1年間の自治会費前払い分で、来月からはいよいよ家賃が発生します。
まあ今後数年間は手厚い家賃補助があるので、月3万円ほどの負担で済むんですけど。
仕送り
毎月発生するものではなく、半年に1回まとめて送金しています。
今月はゼロですが、8月に20~30万円ほどを予定しています。
食費
6万円超の出費です。
2年以上ぶりの日本ということで、週末は寿司に焼肉、焼餃子にお好み焼きと、久しぶりの本物の日本食を堪能しました。
また、社食がいつの間にかワンコインで済まないレベルに値上げされており、思わぬ出費となった影響もあります。
8月からは本格的に自炊を開始し、外食を抑え、社食利用をやめることで、食費をコントロールします。
交通費
交通カードへのチャージなどで一時的に増加しています。
ただし徒歩圏内にマンションを借りたこともあり、日常生活で発生することはほとんどないでしょう。
なお、旅行にかかる交通費は「趣味娯楽費」に計上します。
日用品費
全体のおよそ8割、38万円の計上です。
日本での生活を始めるに当たり、ベッドや洗濯機、冷蔵庫を始め、椅子やデスク、調理用具に掃除用具、それから指定ごみ袋にボディーソープと、色々なモノを買い込みました。
小物は百均など安価なものを選びましたが、生活の質を上げるため大物家電・家具はそこそこ良いものを購入しました。
必要なものは概ね買い揃えたので、来月からは日用消耗品が主となるはずです。
趣味娯楽費
7月の支出はほぼチンニングスタンドです。
中国在住時は、田舎町から近隣都市への週末気晴らし旅行費が主でしたが、帰省を除けば当面は頻繁に旅行に行くこともないでしょう。
医療費
日本の医療を受けたいというのは、帰国を決意した強い動機です。
眼科を始め、早速いくつかの病院で診てもらいました。
ネットで調べて良さげな病院を自分で選べるというのは、医療費会社負担という駐在員メリットを考えてもやはり大きな価値ですね。
雑費
為替差損と銀行手数料が主です。
円安ということもあり、中国の銀行口座から3回に分けて計30万円を引き出しました。
前月末TTM「CNY/JPY = 20.38」を適用しているため、為替差損が生じたというわけです。
7月は帰国したばかりということもあり、特別な支出が多かったです。
帰省を伴う1週間の旅行と半年分の仕送り送金を予定していますが、8月からが実態に近い支出となるでしょう。