※ 日付が2021年1月4日のこの投稿までは、旧ブログのリライトです。
2020年は従来利用していたスマホの家計簿アプリに代えて、7月からフリーの表計算ソフト(Libreoffice calc)で自作した複式簿記式家計簿を使用するようになりました。
ちょっと面倒でしたが、2つを合算して2020年の支出を整理してみました。
2020年の年間支出は2,246,024円で、月平均支出は187,169円でした(給与から天引きの社会保険料は除く)。
仕送りを除くと年間支出は1,620,043円で、月平均135,004円でした。
家賃及び水道光熱費
年間計:0円
月平均:0円
海外駐在員の大きなメリットのひとつで、全て会社負担です。
本帰国後もしばらくの間は手厚い住宅手当てが支給されるので、すぐに辞めてしまうと損してしまうことになります。
早期退職の決意を鈍らせる要因のひとつではあります。
食費
年間計:500,619円
月平均:41,718円
内訳は、食料品126,378円、嗜好品61,215円、飲料65,768円、外食費216,557円、喫茶店30,701円となっています。
コロナ下で中国の田舎町に封じられる中、食べ歩きでストレス発散しているようなところがあります。
2021年は外食費は無理に削ることなく、嗜好品(菓子類)と飲料を削りたいと考えています。
衣料費
年間計:19,896円
月平均:1,658円
一時帰国時に購入したスニーカー代11,990円が過半を占めます。
他はユニクロで購入した下着やシャツです。
通信費
年間計:28,033円
月平均:2,336円
一時帰国用の音声SIM(1,023円/月)と、無料お試し後も気付かずに課金し続けていたVPN費用(1,444円/月)はどちらも6月に解約しました。
中国で使用しているスマホの通信費は会社負担なので、本帰国がない場合、2021年の負担額はVPN費用年間8,500円だけのはずです。
医療費
年間計:152,072円
月平均:12,673円
中国でかかる医療費は基本的に会社負担です。
2021年は医療費として計上した眼鏡代が痛いです。
あちこち駆け回ってある程度納得する眼鏡を中国で新調するのに、結局127,373円もかかってしまいました。
老眼の進行が落ち着くまでは今後も頻繁に新調することになると思いますが、フレームそのままでレンズだけ交換という方針でコストは抑えます。
趣味娯楽費
年間計:678,223円
月平均:56,519円
旅費やゲーム代、書籍代などです。
例年だと、一時帰国のたびに爆買いをしたりあちこち旅行したりしていました。
2020年は旧正月前に帰国後、コロナの影響で休暇扱いのまま中国への再入国日程がなかなか決まらないことを良いことに一か月ほど日本国内をうろうろしていたため、ホテル代などがかなりかさんでしまいました。
2021年は計50万円までには抑えられるのではないかと思います。
日用品費
年間計:131,649円
月平均:10,971円
日用品費は「日用消耗品」「雑貨(不定期購入1万円未満)」「固定費(不定期購入1万円以上)」に分類しています。
「固定費」はさすがに毎月減価償却は面倒なので購入時一括償却としています。
2020年は「固定費」として計上したiPad Air 3の82,460円が大きいです。
2021年は本帰国しない場合は大きく減少するはずですが、本帰国した場合は家具・家電の購入で大きく増加することになります。
交際費
年間計:86,878円
月平均:7,240円
付き合いが煩わしいので日本人との付き合いは極力避けています。
昨年は「コロナ対策のため、本社方針でカラオケは厳禁」という方便が利くのが良かったです。
従業員に紅包を出したりするのは立場上避けがたいので、今年も昨年並みの支出は予定しています。
仕送り
年間計:637,282円
月平均:53,107円
定期的な仕送りに加えて、帰省時に購入しているプレゼントや食事会なども含んでいます。
2021年は仮に本帰国できたとしても年末まで帰省はないと予想しているので、プレゼント代や食事代はほぼ発生しないはずです。
早期退職後も定期仕送りは続けるつもりなので、それを前提にリタイアプランを設計する必要があります。
雑費
年間計:22,673円
月平均:1,889円
2020年は免許証の更新費用5,000円を計上しました。
最終的には会社負担ですが、日本の銀行口座へ個人送金した際の送金手数料も計上しています。
その他、経常的に発生するのは散髪代です。
収支まとめ
コロナ下で海外旅行(一時帰国)が1回しかできず爆買いも1回で済んだこと、下期は早期退職をにらんで経費節減に取り組んだことで、2020年の支出は2,246,024円と、2019年の3,299,930円から1,053,906円の大幅な減少となりました。
逆に、これまでどんだけ散財していたんだとびっくりもしました。
資産の前年比増加率は13.6%で、総資産の増加に伴って2019年の14.3%よりも緩やかになりましたが、ボーナス削減で年収が減少したにも関わらず増加額は過去最大となっています。
セミリタイア関連のブログを見ると、好調な株価に支えられて投資によってわたし以上の実績を残している方も多く、チャンスをみすみす逃しているもどかしさもあります。
ただ、わたしの資産は「評価益」ではなく「確定益」「純増」であること、初心者のわたしが慌てて飛びつくと高掴みして資産を溶かしてしまう結末も見えたりすることから、今は海外駐在員のメリットを享受できることで満足したいです。
今年は投資の一般理論の勉強もしつつ、具体的な銘柄を継続してモニターしながら、帰国したら購入したい銘柄を絞って行きます。