五五雑記

五十代無職の日常です

PS4『戦場のヴァルキュリア4』

第1作目の『戦場のヴァルキュリア』はPS3オリジナル版とPS4リマスター版、どちらもプレー済みです。

従来のストラテジーゲームとは一線を画したシステムはもちろんですが、 ストーリーもまとまっていて完成度の高いゲームと評価しています。

PSP向けの『2』と『3』は未プレーのため、『戦場のヴァルキュリア4』は自分にとっては2作目ということになります。

システム面は1作目でほぼ完成されているので変化はあまりありませんが、 影響が大きかったのは新兵科「擲弾兵」の追加です。

個人的にはこれは無かった方が良かったです。

遠距離かつ範囲攻撃ができる強力な兵科で、「狙撃兵」や「戦車」の重要性が低下しました。

「戦車」だけでも結構ゴリ押しが効くので、戦闘がより大味になった感があります。

自軍ユニット移動時に敵の砲撃が空から降って来るドキドキ感はとても面白かったので、帝国側の新兵器として敵側だけ使用する特別ユニットという形が理想でした。

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未索敵状態の敵ユニットの移動音でドキドキ

ストーリー面はかなり不満の残る内容でした。

キャラのほとんどがツンデレで、その中に天然キャラが混じっているという世界です。

そのキャラ同士の恥ずかしい掛け合いをフルボイスの一枚絵で延々見せつけられます。

セリフの自動送りがないので、ボタンをぽちぽち押すのも面倒でした。

キャラがまあよく怒るんですが、怒りの理由がたいてい八つ当たりに近く、怒られているキャラが気の毒になる場面が多々ありました。

また軍令違反を犯すキャラが多いのも、ライトユーザー向けということを差し引いても白けてしまいます。

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「たまに失敗して部屋を爆発させている」
紹介文だけでお腹いっぱいになるキャラクター

と言うことで、マイナス面は多々ありますが、ちょっと時間を置いて 2周目をやるつもりですし、新作が出たら多分買っちゃうと思います。

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システムの理解が甘くて何名か戦死しました

次にやるゲームは、セールで購入した『サイコブレイク』か『Shadow Tactics Blades of the Shogun』です。

サイコブレイク』が3D 酔いしないかちょっと心配。

2021年の支出まとめ

年も明けて仕事も落ち着いて来たので、昨年の支出をまとめます。

2021年の年間支出は1,595,746円で、月平均132,979円でした(給与天引きの社会保険料は除く)。

仕送りを除いた年間支出は1,095,746円で、月平均91,312円でした。

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2021年の支出

家賃及び水道光熱費

  2020年 2021年
年間計 0円 0円
月平均 0円 0円

海外駐在中なので相変わらず全て会社負担です。

仮に今年帰国した場合でも手厚い住宅手当が出るため、月40,000円内に収まると見積もっています。

通信費

  2020年 2021年
年間計 28,033円 14,968円
月平均 2,336円 1,247円

半減しました。

2020年上期は、一時帰国用の音声SIMと無料お試し期間後解約し忘れていたVPNサービスの費用が計上されていました。

本帰国後はリモートワークを可能にするためにも自宅のインターネット環境は必須なので、月5千円程度の増額は避けられないでしょう。

仕送り

  2020年 2021年
年間計 637,282円 500,000円
月平均 53,107円 41,667円

昨年は帰省(一時帰国)が一度もできず、定期的な仕送り以外のお小遣いも発生しなかったため減少しました。

リタイア後も仕送りは続けるつもりですが、さすがにこれまでの金額は厳しいので、今からちょっとずつ減らしておこうというさもしい考えもあります。

食費

  2020年 2021年
年間計 500,619円 501,392円
月平均 41,718円 41,783円

2020年とほぼ同じ金額となりました。

減っているかと思っていたので、ちょっと意外でした。

食品購入費が減少している一方で、外食費が増加しています。

一時帰国できずに溜まったストレスの解消ということで問題ありません。

交通費

  2020年 2021年
年間計 28,521円 6,037円
月平均 2,377円 503円

2020年から大きく減らしていますが、これは計上基準を変更したためです。

2021年から、旅行関係の交通費は趣味娯楽費に計上することにしました。

交通費は普段の生活で発生する交通費のみということです。

月平均503円と極めて小額なのは、職場がほぼ自宅兼用という環境なので、平日は徒歩圏内で過ごしていること、コロナ対策という名目もあり外出時は社用車を頻繁に使用していることが大きいです。

被服費

  2020年 2021年
年間計 19,896円 2,524円
月平均 1,658円 210円

2020年も2万円を切る小額でしたが、2021年は3千円を切りました。

夏にユニクロでショートパンツ(149元)を1件買ったのみです。

節約を重視したのはもちろんですが、今年希望している本帰国に向けて余計な荷物を増やしたくないという気持ちも働きました。

いずれにせよ、不要なものは買わないというマインドは今後も維持したいと思います。

日用品費

  2020年 2021年
年間計 131,649円 38,570円
月平均 10,971円 3,214円

iPad Air 3を購入した2020年から約10万円減少しました。

今年本帰国すると、家財道具も揃えるでしょうから、ぐっと増えると思います。

趣味娯楽費

  2020年 2021年
年間計 649,702円 366,359円
月平均 54,142円 30,530円

半減とはなりませんでしたが、かなり減少しました。

2020年は春節前後の一時帰国で散財したのに対して、2021年は一貫して中国国内に留まりました。

ゼロコロナを目指す中国でも感染が拡大して、時期によっては(半)封鎖される地域がちらほら出ました。

立場上、万一のリスクを避ける必要があり、プライベートでの遠出はできるだけ避け、飛行機を使わずに行ける周辺地域への移動にとどめました。

また、ゲームはほぼセール品のみを購入し、書籍は英語や中国語のものを中心に購入してより長く楽しみました。

医療費

  2020年 2021年
年間計 152,072円 41,250円
月平均 12,673円 3,438円

10万円ほど減少したのは、2020年は眼鏡の新調に奔走したためです。

2021年は片方のレンズのみ交換しました。

持病が思わしくなく、本帰国後は精密検査を予定しています。

またリタイアに向けて人間ドックも予定しています。

寄る年波には勝てず、予防や治療のため、今後の金額増加はやむなしです。

交際費

  2020年 2021年
年間計 86,878円 78,265円
月平均 7,240円 6,522円

あまり減りませんでした。

わたしは日本人とのお付き合いはほとんどなく、2021年に自腹で夜のお店に行ったのも一度きりです。

交際費の大半は従業員に対する紅包です。

ただ、これは仕事上発生するものですし、日本人もどんどん貧しくなっているのを実感していますので、今年は経費処理しようかなと考えています。

雑費

  2020年 2021年
年間計 22,673円 46,381円
月平均 1,889円 3,865円

倍増しました。

ただ、およそ半分は最終的に会社負担となる海外送金手数料なので問題ありません。

収支まとめ

2021年の支出は1,595,746円と、2020年の2,257,325円から約70万円減少しました。

さらに2019年の3,299,930円と比べると、なんと半減しています。

retire-zakki.hatenablog.com

一時帰国できなかったこともありますが、やはり2020年に早期退職を思い立ち、収支改善に対する意識が高まったことが大きな要因でしょう。

資産の前年比増加率は17.2%で、2020年度の13.6%よりも3.6ポイント増加しました。

賞与の増加、支出の減少に円安・人民元高も加わり、資産運用していないにも関わらず、資産額が人生で最も増加する結果となりました。

2020年に引き続き、2021年も好調な株式市場に乗って資産を大幅に増やしている方も多く、やはり羨ましいという気持ちはありますが、これは「評価益」ではなく「確定益」なんだと自分に言い聞かせています。

何はともあれ、今年は本帰国を実現して早期退職の実現に一歩踏み出したいです。

映画『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』

リンク先は「吹替版」ですが、実際に見たのは「中国語版」です。

日本で高評価を得ていたのは知ってはいましたが、これまでいまいち手が伸びませんでした。

ずっと以前、 テレビ版を見た時の印象が「悪くはないけど小さなお子様向け」で、 5話目くらいで見るのをやめたからです。

先日、中国国内を旅行した際、 ホテルのテレビで視聴できたので見てみました。

 

ストーリーや設定はよく言えば王道、悪く言えばありきたりです。

「…系」や「領域」といった術語で表現される特殊能力。

一見弱そうな外見の主人公に隠れた恐るべき能力。

人間の乱開発によって住処を奪われた妖精や動物たち。

特に前半、島を出るまでの流れはとても退屈でした。

ただ後半はそれなりに楽しめましたし、ラストシーンもグッと来るものがありました。

なんだかんだ王道は強いですね。

技術的なことには詳しくないですが、これも後半のバトルシーンで門外漢なりに凄さが伝わって来ました。

留学時代にテレビで見ていた『海尔兄弟』を思い起こすと、中国アニメはここまで来たかと隔世の感があります。

そういうわけで「見て良かった」というのが全般的な感想なんですが、最初から最後まで違和感というか不満を感じた部分があります。

声優です。

まるで声優は男女それぞれ4~5人しかいないんじゃないかと感じられるほど、 中国のCMやナレーションの声には規格化されたような特徴があります。

この作品でも、特にメインキャラクターである無限と風息にこの中国あるある声が強く感じられて、ストーリーに没入することができませんでした。

無料で見るチャンスがあれば、吹替版も見てみたいなと思います。

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』

ブラック企業の過酷さに追い詰められていた主人公が、偶然出逢った幼なじみと一緒の時間を過ごすうちに気持ちに変化が生じ、仕事も順調に進むようになります。

ところが、その幼なじみは実は…。

 

福士蒼汰さん演じる幼なじみの突然の登場シーンから、このわざとらしい関西弁の男の正体について、あれこれ想像しました。

正解した?と一瞬思った場面もありましたが、それは単なる引っかけ。

残念ながらわたしの予測は外れてしまいました。

 

ブラック企業経験がある友人によると迫真の演技だという吉田鋼太郎の上司役はもちろん良かったんですが、それ以上に素晴らしかったのは主人公の先輩役・黒木華さん。

素朴な風貌がOLとしてのリアリティを与えているのに加え、後輩思いの優しさの中にある種の不穏な空気が感じられて、このままでは終わらないだろうと不安にさせられました。

 

タイトル通り、最終的には主人公は仕事を辞めることになります。

解放感を体いっぱいで表現するシーンは、早期退職を目指すわたし自身も感情移入できた瞬間です。

わたしも早く味わいたい。

ただ、この後、ある意味答え合わせの場面が続くんですが、個人的にはちょっとダレたような感じになりました。

辞めるところをクライマックスに持って来た方が良かったと思うんですが、そうすると幼なじみの存在意義も変化して全く違う作品になってしまうので、まあ仕方ないですね。

「萨莉亚」

「萨利亚(Sàlìyà)」に行って来ました。

あのサイゼリヤです。

わたしは日本ではたぶん1回しか行ったことがないと思うんですが、中国の田舎町でイタリアンは貴重なので、たまに足を運んでいます。

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「和諧餐桌」ってコピーが中国らしい

中国各地で見かけますが、どこも家族連れで賑わっている印象です。

成功している日本の外食チェーン店のひとつじゃないでしょうか。

人気の理由のひとつは日本と同様、安さなんでしょう。

ミートスパゲッティが15元で、明太スパゲッティが18元。

インフレが進んでいる中国でも十分インパクトのある値段設定です。

ただ、量は一般的な飲食店よりも少なめかな。

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ミートソーススパゲッティは今日の為替レートで270円。

味はこの価格だったら文句はありません。

会社のスタッフは、日本のファミレスだと知らず、普通にイタリアのお店だと思っていました。

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日式料理店にはあまりないドリアを注文することが多いです。
今回、ちょっと焦げ気味。

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ラムチョップはちょっと高めの2本で700円。

食事が終わって少しまったりしたいところですが、子供たちがうるさくて落ち着きません。

大人も所かまわずスマホ動画を大音量で見るお国柄です。

せっかくのドリンクバーもそこそこに退散します。

まあ7元なんでいいか。