五五雑記

五十代アルバイトの日常です

今と昔の台湾旅行の感想

先月、30年ぶりに台湾に行きました。

retire-zakki.hatenablog.com

久々の台湾

忘れないうちに、わずか4泊5日の滞在で感じたことをつらつら並べてみます。

  • 人や車両にイラッとさせられることが散歩中一度もなかった。大陸ではなかった経験で、本当に文明禮貌で快適だった。
  • マナーの良さと裏腹で台北市内には異国感なし。ふだん地方都市に住んでいるので、単に都会にやって来たという感じが強かった。
  • 台北は日本のものにも溢れているし駐在先としては生活面でのストレス少なそう。反面、円安とインフレが相まって旅行先としての魅力には乏しい。
  • 基隆まで足を伸ばしてみると異国感が増した。今回は雨に祟られたけど、次回はもっと地方を回ってみたい。
  • いわゆる「台湾グルメ」にはやっぱりあまり興味が湧かなかった。麻と辣と芒果への渇望が増した。
  • 膝から下がやたらと痒い。調べてみると、話題のトコジラミではなく「小黒蚊」っぽい。
  • 東部沖地震から間もないこともあって余震が多かった。真夜中の大きな揺れには不安を感じた。

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港町基隆
今回ずっと雨模様だったのは残念

30年前の記憶

ついでに30年前の台湾旅行で印象に残っていることを挙げておきます。

まだ歳も若く初の海外旅行でもあり、すっかりスれてしまった現在とは違ってカルチャーショックのようなものも味わいました。

苦茶

あまりの苦さに悶絶しました。

今に至るまで人生ナンバーワンの苦さです。

今回は行きませんでした。

良い(?)思い出のままとどめたいので、もう行かないかも。

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檳榔

あまりの刺激に思わず路上に吐き出しました。

店員さんが慌てて制止しようとしたことを覚えています。

路上へのビンロウ吐き出しは法律により罰金を課されるものだったらしいです。

乞丐

ホテルのロビーで人待ちしているところに薄汚れた老人が入って来ました。

わたしに近づいて来たと思うと、お金を乗せたお盆を差し出します。

あげるってこと?と思ったわたしがお金に手を伸ばしたところで、おじさんに威嚇されました。

浮浪者ではなく、乞食と出会ったのは人生初でした。

鵝鑾鼻

台湾本島最南端の岬。

3月末の旅行でしたが、海水浴ができるほど暑かったです。

椰子の実ジュースを飲んだり、日除けの編笠みたいなものを買ったり。

初めての南国気分を楽しみました。

排骨麵

こんなに美味いラーメンがあるのかと、びっくりした記憶があります。

ただ、大きな骨付き肉が乗っかっていた以外、今となっては詳細は覚えていません。

揚げたトンカツではなかった気がするので、いわゆる「排骨麵」ではないようです。

牛肉を使った「紅燒排骨麵」が近いような気がしてネットで調べてみましたが、曖昧な記憶とぴったり合うようなものは探し出せませんでした。

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普通の牛肉麺ももちろん美味しいんだけど
思い出のそれとは明らかに違う

年に1~2回は台湾旅行に行って体験を上書きして行きたいと思います。