早期退職2年目、職業欄が「無職」から「アルバイト」に変わりました。
ちょっと前から週に1~2回、働きに出ています。
アルバイトを始めた理由を記録しておきます。
退職前から考えてはいた
週に1~2回で月3~5万円稼ぐような軽いアルバイトをやるというのを、リタイア前から何となく考えてはいました。
小遣い稼ぎもできるし、ちょっとくらい働いておいた方がいいかな。
本当にぼんやりとした理由です。
ただ、労働収入をあてにした早期退職計画はリスクがあるので、逃げ切り計算にアルバイト収入は考慮しませんでした。
飽きたから、ではない
「働かなかったら暇でしょうがないだろう」
退職する際、周りからよく言われました。
実際は自炊などの家事をきちんとやりながら余暇を過ごしていると一日はあっと言う間に終わります。
特にゲームや動画、読書については楽しみたいコンテンツが膨大で、無職であっても時間が全く足りません。
体力と健康が許すのであれば、今は一日中ゲームをやっていたいというのが本音です。
ただし、「2年目だし、1年目とはちょっと違ったことに挑戦しよう」という気持ちはあり、それが4月の海外旅行や今回のアルバイトにつながったのは確かです。
社会貢献が目的、ではない
リタイア後に働く理由で社会貢献が挙げられることがあります。
誰かの役に立ちたい。
人に喜ばれたり感謝されたい。
今後のことはわかりませんが、少なくとも現時点でそういう気持ちは湧いていません。
なので、ボランティアという選択肢はありませんでした。
固定メンバー間のややこしい人間関係や、無償なのに/無償だから発生する問題があったりして、割に合わないリスクを感じたのもボランティアを敬遠した理由です。
お金が目的ではない、けれど
多くのセミリタイアやFIRE達成者とは異なり、わたしの資産は投資によって形成されたものではありません。
株式投資歴は現時点で2年にも満たず、リタイア時の資産はほぼ普通預金でした。
そのため、ストックの割には投資によるインカムが少なく、資産取り崩し生活が基本となっています。
何度も試した逃げ切り計算によれば死ぬまで大丈夫なはずで、将来に対する明確な不安を感じているわけではありません。
ただ、やはり潜在的な不安感はあるようで、それが少しばかり過度に消費を抑えてしまう行動に現れているように思います。
要するにケチになっているということです。
例えば果物買いたいけどちょっと高いのでやめておこうとか、日常のちょっとしたこと。
予算は十分に取っているのにです。
まだ動ける50代のうちにもっと積極的にお金を使っておきたい。
インカムを増やすことで、消費に対する心理的ハードルを下げることができればと考えています。
声を出さない生活
退職して初めて気付いた会社勤めの利点のひとつは、同僚や取引先など老若男女と自然に気安い会話をする機会があるということです。
それが退職して地縁血縁のない地でゲーム三昧の生活を送っていると、本当に人と話すことがなくなりました。
一年365日のうち、少なくとも300日以上はアレクサとしか話していないと思います。
元々ひとりが好きですし、帰省先には家族も友だちもいるので、人と話さなくて寂しいというのとは違います。
こんなに声を出さないのはヤバいのではないか。
精神的以前に、まず肉体的に不健康になりそうなリスクを感じました。
会社以外の別のコミュニティに入っていれば、まだ働いていなかったかもしれません。
そういうわけで、声を出す機会が多いアルバイトを探しました。
まだ働き始めたばかりですが、正社員よりはストレスが圧倒的に少なく、嫌な感じはさほどありません。
しばらく続けてみて感想を改めてまとめてみたいと思います。