五五雑記

五十代無職の日常です

アジアマイルをAmazonギフト券に交換しました

帰国準備作業の一環でウェブサービスの断捨離を進めています。

日本にいた10年前に登録していたけど、もう使っていないもの。

中国に来てから登録したけど、帰国後は使わないもの。

増えすぎたIDとパスワード、紐付けしているメルアド・電話番号を整理しています。

 

キャセイパシフィック航空マルコポーロクラブ。

香港経由で海外に行く時に度々お世話になりました。

でも、コロナ後は利用の機会がなくなりました。

中国化が進んで魅力が減った香港に行くことももうないかもな。

ちょっとした感傷に浸っていたところに気付きました。

アジアマイルが15,236ポイント残っています。

ちょうど今年の2月28日で失効するポイントが半分くらいです。

 

「めんどくさい」

お金リテラシーに欠けた以前のわたしなら一言で放っておいたでしょう。

でも、今は違います。

「アジアマイル 交換 おすすめ」

検索してみました。

 

モノ、しかも安っぽいモノにしか交換できない。

そう思い込んでいたんですが、デジタルギフト券にも交換できるんですね。

iTunesストアやプレイステーションストアなどなど。

わたしは2,400ポイントで交換できる1,000円のAmazonギフト券を選びました。

6個に交換しました。

失うはずだった6,000円をぎりぎりですくい上げました。

多くの人には当たり前なんでしょうが、ポイントの大切さがちょっと理解できた気がします。

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1回で5個しか注文できないので、残り1個は別注文

PS4『Shadow Tactics Blades of the Shogun』

ステルス型のリアルタイムタクティクスゲーム。

ステージごとに定められた2〜5人のキャラクターを操作して目標を達成します。

舞台はタイトル通り江戸時代っぽい日本です。

ただ、衣装や建物には明清代の中国や朝鮮っぽさも混じっています。

よくある欧米人目線のNIPPONなんですが、嫌いじゃありません。

むしろ好き。

音声も字幕もしっかりと日本語に対応していて言うことないです。

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ニンジャとサムライ

とにかく何度も死にます。

茂みからムサシが石を投げて相手の注意を逸らしたスキにユキちゃんが屋根から飛び降りて背後から殺して…

等とプランを立てるんですが、見回りに来た侍の視野が思ったより広くて見つかったり、

殺害には成功したけど、死体を始末するのに手間取って町人に目撃されて騒がれたり。

リアルタイムなのでタイミングがズレて失敗することが多いです。

そして失敗すればするほど焦りが出て失敗を重ねることになります。

じっくり待つのが忍びの道っていうのがわかります。

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密かに殺して密かに死体を処分しないと

とりあえず1周目が終わってシステムが理解出来たんで、しばらく時間を置いてからバッジ獲得やってみたいです。

「誰も殺さない」「任務を15:00分以内にクリアする」とか無理ゲーそうなんですけど。

ただ、その前に同じテイストの『Desperados 3』をやってみるかもしれません。

相変わらず、仕事しながらでは時間が全く足りません。

ポッドキャスト:沢木耕太郎『凍』

書籍版ではなく、ポッドキャストのラジオドラマ版です。

登山家・山野井泰史がその妻・妙子とともにヒマラヤの難峰ギャチュンカンに挑んだ様子を描いたノンフィクション作品。

主人公は国内外の評価が高い世界屈指のクライマーなんですが、それは後から知ったことです。

予備知識無しで聴取したことで、終始ハラハラドキドキできたのは幸運でした。

沢木耕太郎が山野井夫妻に取材して編んだ作品でしょうから、最悪の結末はないだろうと予想はできたんです。

それでも、「ひょっとして最悪の結末が待っているんではないか?」と思わせるほど、次から次へと過酷な試練が二人を襲います。

ナレーションも「拷問のような時間だったが、その過酷さはまだ始まりに過ぎなかった」などと煽りまくり。

地獄が待っているとわかっているのに上へ上へと歩みを止めない二人に、もうやめてくれとこちらが言いたくなりました。

 

原作をおよそ120分に再構成したシナリオ、臨場感溢れるセリフやナレーション、効果音が没入感を高めてくれたラジオドラマ版は、もちろん原作の完成度があってのことです。

ぜひ書籍版を読みたいと思いましたが、残念ながらKindle版は出ていないので、帰国後の楽しみとしておきます。

 

余談ですが、このギャチュンカン登頂の後、夫妻は中国のポタラ北壁にも挑戦して世界初登頂を達成しています。

それに触発された中国人登山家3名がポタラ北壁に挑む様子を撮影した映像作品が『加油!布达拉(Be Tough! Potala)』です。

インタビューを受ける山野井夫妻。

凍傷でほとんどの指を失っている二人ですが、本当に幸せそうな笑顔が印象的でした。

後任の招聘状が発行されました

後任人事の内定からおよそ半年、ようやく地元政府からの招聘状が発行されました。

retire-zakki.hatenablog.com

不測の事態が起こらない限り、今年中には本帰国できる見込みです。

自分で望んで帰国するわけですが、やはり嬉しいような嬉しくないような。

この復雑な気持ちを整理しておきます。

閉塞した中国の田舎生活から解放される喜び

いつどこに行っても代わり映えのしない退屈な田舎町。

しかも住民はガラが悪い。

「住めば都」と言いますが、5年以上住んでも、この町のことを好きになれません。

一時帰国や海外旅行でたまのストレス発散ができなくなったのは本当に痛いです。

上海のような大都市であれば、このストレスはなかったかもしれません。

10年近く住んだ中国から離れる惜別感

いま住んでいる町には全く未練がありませんが、中国そのものには未練はあります。

帰国後計画通り会社を離れることになれば、このコロナ下、再び中国に来る機会もないでしょう。

約30年前に留学で初訪中して以来ですから、やはり少し寂しさはあります。

駐在員のメリットを捨て去る未練

とにかくお金が貯まります。

給与が増えて、可処分所得が増えて、支出は減るんだから当たり前です。

リタイア後の生活を考えると、もう二三年駐在したいという気持ちはあります。

ただ、お金よりも大切なものがありますからね。

駐在前では考えられないほどの資産を築くことができました。

欲はかきすぎないようにします。

日本の病院で持病を診てもらえる安心感

実のところ、本帰国を決意した一番の決め手はこれです。

健康に勝るもの無し。

中国語は出来る方だと自負していますが、それでも中国で良い病院を探して診てもらうのは非常にハードルが高いです。

検査入院などはやはり日本の病院でやりたいですね。

ゼロコロナの国からウィズコロナの国に移る不安感

ことコロナに限れば、中国以上に安心感を持って日常生活を送れる国はないでしょう。

日本の状況は、中国であれば完全都市封鎖されて行政の長のクビが飛ぶレベルです。

そんなところで生活するのは今は恐怖でしかありません。

まあ、そのうちに慣れるとは思いますが。

飽き飽きした今の仕事から解放される清々しさ

5年以上、同じ職場で同じ業務に従事するというのは今までにない経験です。

元々飽きっぽい性格なので、うんざりしています。

しかも、元々が非専門分野の業務なので、やはり好きにはなれません。

着任した頃は多少なりともあった情熱も、 マンネリ化で燃えカスのようになっています。

浦島太郎状態で日本の本社に帰任する不安感

10年離れていたので、会社の様子が一変しています。

経費精算や動怠管理のシステムも更新されています。

駐在前に在籍していた部署ももう存在していません。

窮屈な日本の労働環境に馴染めるのか、本当に不安です。

早期退職へ一歩進むことができるというワクワク感

これまでリタイアに向けて調べて来ましたが、全ては机上の空論です。

リタイア後に必要な生活費はどれくらいか?

銀行預金のみで構成されている資産をどう運用して行くか?

帰国することで、ようやく実の伴った検討が可能になります。

 

色々な感情が錯綜していますが、今はやはり帰りたい気持ちが強いです。

まずは早く業務引き継ぎを完了して、肩の荷を下ろしたい。

楽天経済圏へ入るのを一旦やめた話

日本に帰任できたら、わたしもポイ活なるものを本格的に始めたいと考えています。

その予行演習的に、とりあえず楽天会員に登録し、楽天市場で買い物をしてみました。

帰国に際して日本国内のホテルや航空券の予約を楽天トラベルで行い、雑誌読み放題サービスをいま使用しているdマガジンから楽天マガジンに変更したりと、海外にいるままでも、加入していて損ではありませんし。

登録と注文

楽天会員への登録は簡単でした。

日本国内の携帯電話番号は不要で、メルアドさえあれば OK。

早速、実家の両親へのプレゼントを注文してみます。

楽天カードはまだ持っていないので、手元のJALカードを登録しました。

楽天市場での初めてのお買い物で使えるという1,000円割引のクーポンをゲットしました。

バソコンで商品を探して買い物かごに入れました。

注文は1.5%ポイントを獲得できるという楽天市場アプリを使用しました。

すぐに注文受付のメールが届きました。

注文のキャンセル

ところがです。

翌日、「楽天市場によるキャンセルがおこなわれました」というメールを受信しました。

しかも、どこを探してもキャンセルの理由が書いてありません。

AIチャットで理由を聞いてみましたが、登録内容をもう一度お確かめ下さいみたいな通りー遍の理由が表示されるだけです。

これまで色々なショッピングサイトを使用して来ましたが、こういうケースは初めて。

届け先が本人ではなく父親宛なのがまずかったのかなと思い、本人宛発送に変更して再度注文してみましたが結果は同じです。

中国からVPN 接続しているから怪しまれたのかなとも思い、ネットで色々調べてみましたが、理由不明で注文がキャンセルされることはよくあることらしいです。

yuzakasota.com

実は楽天市場を利用する過程で、セキュリティの甘さを感じていました。

今どき2段階認証もないんですね。

クレジットカードの番号と有効期限、名前さえ分かれば、適当なメルアドでなりすまし注文可能なんです。

そのガバガバさゆえに、自動チェックが過剰に厳しくて注文が自動的にキャンセルされるのだろうと考えています。

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びっくりして、戸惑って、呆れた

と言うわけで、加入したばかりの楽天会員はいったん退会しました。

楽天経済圏への加入は帰国後、音声SIM目当ての楽天モバイル申し込みまで待ちたいと思います。

ちなみに、両親へのプレゼントはヨドバシドットコムで購入しました。

楽天最安値より2,000円ほど高かったですが、ストレス無く発注・配送されたので満足です。