帰国の意思を伝えて数週間、思っていたよりも早くわたしの後任が決まりました。
日本の上司がそろそろ交代の時期と考えていたのは知っていました。
わたしの今回の意思表明は、彼が経営陣を説得するための良い機会だったのでしょう。
早速、交代に向けての具体的手続きに入ります。
ネックになるのは、労働ビザ申請に必要な地元政府の招聘状です。
新型コロナが抑え込まれている中国ですが、空港・港湾関係者起因の感染が国内各地で散発しており、「外国人の入国お断り」というのが政府の基本方針です。
業務引継ぎ期間も合わせて、わたしの帰国は早くても来年の桜の咲く時期でしょう。
待ち遠しいような、そうでもないような、やはり複雑な気持ちです。