五五雑記

五十代無職の日常です

田舎に戻るのはやっぱり嫌だなと思いました

田舎の母親が膝を痛めていて買い物や通院など外出に不自由しています。

兄が同居していますが、実家とは言わないまでも自分も田舎に戻って面倒見た方がいいんじゃないか。

でもやっぱり田舎には戻りたくないなと思ったので、気持ちを整理しておきます。

活気がない

実家の徒歩圏にはスーパーマーケットやドラッグストアが数軒あるので日常生活に困ることはありません。

わたしは引きこもり生活を送っているので「遊ぶ場所」は必要なく、たまに小旅行で気分転換で十分でしょう。

生活そのものは問題ないんですが、何か気が滅入るんですよね、町を歩いていて。

平日の昼間に人気が少ないのはまあ良いとして、空き家や空き店舗がとにかく多い。

空き家は数が増えているのも問題ですが、次第に廃墟へと進行しています。

人手不足も加わって、そのうち大手チェーンのロードサイド店も閉じ始めるような予感があります。

未来がない土地での生活では、閉塞感によるストレスが増えそうです。

病院が少ない

両親が怪我や病気をした時に近所の病院をネットで探すんですが、検索結果が思わしくありません。

先日も母親が帯状疱疹に罹ったので皮膚科を探しましたが、自分が子供の頃は数軒あったはずの皮膚科が今ではもう1軒しかありません。

しかもGoogle Mapでの評価が非常に低い。

こうなると評判が悪いのを承知の上でそこに行くか、車で1時間以上かけて近隣市の病院まで通うか、ということになってしまいます。

逆に老人ホームは数が増えていますが、人手不足を考えると10年後20年後はどうなっているかわからないですね。

50代の自分にとっては切実な問題です。

賃貸物件が少ない

引きこもり生活なので部屋の快適さを重視しています。

いま住んでいる物件は鉄筋コンクリート造りで、まあマンションと言って良いでしょう。

防音、陽当り、風通し、清潔さ、広さ、立地など全体に満足しています。

田舎では鉄筋造の集合住宅は稀で、木造か鉄骨造の2階建てアパートがほとんどになります。

しかも圧倒的に数が少なく、家賃も別に安くはありません。

この中から及第点を与えられる物件を見つけるのはちょっと難しそうです。

今は無職なので審査が通るのかも不明ですし。

こうなると、土地は安いので家を買う・建てるという選択も出て来ますが、ここを終の住処にしたくないよなと思ったり。

 

と言うわけで、やはり当分はいま住んでいる地方都市の生活を続けようと思います。