カツカレーうどんが大好きです。
中国在住時、一時帰国したら食べたい料理のひとつでした。
中国でもカレーライスはその辺の日式料理屋で普通に食べられましたし、それこそCoCo壱番屋にはお世話になりました。
そしてカレーうどんも決して珍しくはなかったんですけど、満足できるものにはついに出会えませんでした。
カレーライスのルーをちょっと緩めて冷凍うどんにかけただけという感じ。
コレジャナイと常に感じていました。
そしてカツカレーうどんはあまり見たことがありませんでしたが、ベースのカレーうどんが駄目なんだからもちろん駄目です。
普通にカツカレーライス食べます。
帰国直後に住んだ街にはカツカレーうどんが美味しい店がいくつかありました。
カレーライスではなく、カレーうどんのために作られたうどん屋さんのスープはやっぱり美味い。
店によって辛味やとろみ、出汁やスパイスの具合が違ってそれぞれの良さを楽しめました。
そこに浸かっている揚げたてのトンカツが美味くないわけがなく、炭水化物多すぎと承知の上で注文する白飯ももちろん美味い。
幸せでした。
熊本に転居後、ここにも美味いカツカレーうどんがあれば良いなと思いました。
しかし、調べた限りではパッとしないという印象。
そもそもカレーうどんは出してもカツカレーうどんも出しているお店が少ないようです。
そんな中でも、転居したての頃に行って満足したお店に再訪したので紹介しておきます。
お店の名前はめん工房 庵都。
「あんつ」と読むらしいです。
店内はカウンターのみ12席ぐらいです。
写真は人が減った瞬間に撮影しましたが、外待ちの客も含めてお店は常にいっぱいでした。
たぶんコロナ対策のアクリルスタンドが見た目邪魔くさいですが、図らずも一蘭スタイルでうどんに集中できるので怪我の功名です。
通常メニューはこちら。
1,000円のカツカレーうどんが「推し麺」とされています。
トッピングも含めて安い!というファーストインプレッション。
価格が安すぎて、味への期待感が減少したのを覚えています。
なお、このメニューの裏にはカツ丼などの丼ものやドリング類が並んでいます。
セットメニューはこちら。
ご飯類が付いたカツカレーうどんのセットが1,100円です。
カボチャ天を付けて注文しました。
しばらくしてお盆がやって来ました。
カレーはとろみが多く辛味も強めなタイプ。
とろみが多いので、カツカレーのサクサク感が後半まで保たれます。
カボチャ天も揚げたてで美味しい上に量も十分で、これが100円とは驚きました。
この質と量で1,200円は破格です。
旧居住地だったら1,600円は取れるはずです。
ふだん外食しないのでお店をそれほど回れていませんが、今のところ熊本で一番美味しいカツカレーうどんだと思います。
接客も感じが良いし、間違いなくオススメです。