五五雑記

五十代無職の日常です

Xbox『Wasteland 2: Director's Cut』北米版

今年2月の退職早々に手を付けていた『Wasteland 2: Director's Cut』を先月ようやくクリアしました。

Xbox版『Wasteland 2』は残念ながら日本語に対応していないため、北米版を購入して英語でやるしかありません。

そして、ここがPlaystationに比べたXboxの優れた点なんですが、Xboxではオンラインストアの地域設定を日本から米国に切り替えることで、(決済方法の登録など工夫は必要ですが)北米版ソフトをダウンロード購入できてしまいます。

しかも、本作は米国でXbox Game Passに対応しているので、日本でGame Passに加入していれば無料で遊ぶことができてしまいます。

ゲーパス最高です。

 

ストーリーは核戦争後の交配したアリゾナやLAを舞台に、米国陸軍の生き残りが結成したDesert Rangersの一員である主人公が様々なミッションをこなしていくというもの。

ターン制のタクティカルRPGで、そのシステムは『Divinity :Original Sin 2』と似通っています。

retire-zakki.hatenablog.com

ミュータントだったり、シンス(人造人間)だったり、核爆弾を神と崇める狂信者集団だったり、元々のWeastelandシリーズはFalloutの原点と言われているだけあって、ニヤリとさせられる設定が多く見られます。

英語は最初は世界観がうまくつかめず苦労しますが、慣れるとそれほど難しくはありませんでした。

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一方、ゲーム自体の難易度はかなり高めです。

特に4人のプレイアブルキャラの初期能力をうまく設定できていないと、戦闘でも交渉でも「これ、無理ゲーじゃない?」と頭を抱えることになります。

これはたぶん早晩行き詰まってしまうと思い、キャラ育成だけは攻略wikiのお世話になり、一度やり直すはめになりました。

『Divinity :Original Sin 2』の時と同じ轍を踏んで分かりましたが、この手の英語版ゲームでは、クエスト関係はまだしも、キャラ育成などシステムについては事前に攻略wikiYoutubeで調べることは必須のようです。

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システムが分かってしまうと、戦闘やクエストも楽しくなります。

究極の選択を迫られる場面もしばしばあって、こちらを立てるとあちらが立たずだけど、どうにかして両方立てる方法はないかと頭を悩ませたり。

ただ、クラウドファンドにより限られた資源で製作されたということもあるのか、かなり荒削りなところもあって、こちらのアクションに対する相手の反応がストレート過ぎるのにしばしば困りました。

そういうつもりはなかったのに、すぐに戦闘になって相手を殺す羽目になったりします。

そこは戦闘までワンクッション置いて欲しい。

グラフィックはかなりしょぼいです。

2016年発売だとこんなものかなとも思いましたが、FF15と同時期だと考えると見劣りというレベルではないことがわかります。

PS2レベルです。

わたしはあまりグラフィックにこだわりがないので問題はありませんが。

もうひとつ難点をあげると、クラッシュが比較的多いこと。

要所要所のクイックセーブは必須です。

ただゲーム機自体が固まるということはなく、ゲームの再起動だけで済んだので打撃は少なかったです。

 

次にプレイするのは、順番通りであれば『Wasteland 3』です。

そもそも本当に遊びたかったのは『Wasteland 3』でしたが、世界観やシステムを理解して快適に遊ぶために前作『Wasteland 2』を先にプレイしたのでした。

ただ、本作を長いことやりすぎて、ちょっと他のテイストを味わいたくなったので、他の洋ゲーをいま遊んでいます。

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