先日、Xbox版『A Plague Tale: Requiem』をクリアしました。
本作は昨年10月にリリースされて初日からゲームパスに対応していたにもかかわらず、PS5国内版未発売のためXbox版から日本語字幕が消されたといういわく付きのゲームです。
その後、今年6月にPS5国内版が発売されるに及び、Xbox版にも日本語字幕が改めて追加されたんですが、この経緯になにかやる気が削がれてしまってプレイ開始が遅れてしまいました。
あと、以前ちょっと触った時に3D酔いしそうな感じがしたのも敬遠した理由のひとつです。
なお、前作『A Plague Tale: Innocence』は未プレイです。
肝心のゲームですが、もっと早くプレイしておけばよかったと思うほど面白かったです。
システム自体はよくある三人称視点のアクションゲーム。
主人公は非力な少女なので基本的にステルスで敵を回避することになりますが、ビルドが進むにつれて攻撃力が増して敵を殺しまくります。
弟が大事なのはわかりますが、本当に引いてしまうくらい殺しまくります。
弟は弟で、ペストが具現化されたであろうネズミを操って人を骨にしてしまいます。
心ならずも「悪魔の子」となった弟を守る「殺人鬼」という救いようのないプレイが悲しすぎました。
画像が美しかったです。
まず主人公姉弟が美形。
最近のゲームはポリコレ配慮のため、特に女性主人公が不美人なことも多いんですが、このゲームは主人公はもちろんのことセリフのないMOBさえも美しかったりします。
ムービー場面でもカメラをぐりぐり動かしてスクリーンショットができるのも良かったです。
わたしは剣と魔法の世界が好きなんですが、そのベースにあるのは中世ヨーロッパの世界。
このゲームでは本で読んだ中世ヨーロッパの生活が高いクオリティで再現されているので、歩いているだけで楽しかったです。
ゲームのエンディングでは続編を匂わせるような描写がありました。
この素晴らしいゲームの続編。
やりたいか?と問われると、しかし、やりたい!とは即答できません。
とにかく展開が鬱。
面白いにもかかわらずプレイしている間は早く終わりたくてたまりませんでした。
時折明るい場面もありましたが、その後文字通り暗転するので、その落差が本当にしんどい。
と言いつつも、この姉弟の先が気になるので、続編が出たらやると思います。