Xbox『Pillars Of Eternity - Complete Edition』北米版、クリアしました。
米国Game Pass対応です。
前回プレイした『Wasteland2』よりも難易度が増しています。
ここで言う難易度とは英語テキストについて。
中世ヨーロッパをベースにした架空のファンタジー世界が舞台なので、近未来を舞台とした『Wasteland2』よりも見慣れない単語が非常に多い。
歴史や地理、風俗、宗教、神話なども作り込まれているため、人名以外にも未知の固有名詞が序盤から頻発します。
攻略Wikiやゲーム内Cyclopediaで、プレイする前にまずはじっくりゲーム内世界を把握しておくべきでした。
次回同じようなゲームをプレイする時の反省にしたいと思います。
英語自体が難解なことに加えてテキスト量も膨大です。
直感的に理解できる映像で表現されるFPSやTPSのRPGとは違って、情景や人の表情はテキストで細かく表現されます。
プレイする小説と言うか、昔のゲームブックを電子化したような感じです。
難解な上に量が多いので非常に疲れます。
個人的には、以前プレイした『Divinity :Original Sin 2』より骨が折れました。
幸いにしてメニュー内のQuestsの説明文が平易で、これには非常に助けられました。
欠点ばかり書き連ねましたが、世界を把握するにつれてテキストを読むスピードも早くなり、ストーリーに没入することができました。
バトルは『Wasteland2』や『Divinity』のターンベースではなくリアルタイムとなっています。
ただ、いつでもポーズできるので、敵が弱い時はAIに任せ、強い時は細かい指示を出します。
個人的にはターンベースが好きなので最初はしっくり来ませんでしたが、スキルや魔法を理解するに従って面白くなって来ました。
『Wasteland2』での反省を活かして、キャラクリに当たっては攻略Wikiを参考にしました。
キャラバンの一行として旅をするところから奇怪な儀式を目撃するところまで、チュートリアルはよくできていてストーリーに引き込まれました。
この儀式の目的を巡って、人間や神様たちの様々な思惑に主人公は巻き込まれることになります。
主人公は人々の魂の記憶を追体験できる特殊能力の持ち主です。
最初は出会ったMOBキャラ一人ひとりにインタラクトしていましたが、クエストには直接関係ないというのがわかったので、途中からすっ飛ばしました。
とにかくテキストが多い。
難易度は下から2つめのEasyにしましたが、手強い敵に遭遇する場面も多かったです。
一撃で全滅させられるような強敵もいましたが、この手のRPGは戦わずに丸く収めるという選択肢もあったりするので、この辺りの試行錯誤も楽しめました。
旅の仲間とのやり取りも興味深いものでした。
ただ、DuranceというキャラクターはPriestという聖職者クラスということもあり、難しいセリフに理解がなかなか追いつけませんでした。
本作には『Pillars of Eternity II: Deadfire』という続編があります。
今回の仲間の一部も再登場するようで、かなり惹かれています。
ただ本作よりも評価は劣るので、もしプレイするならPC版に有志日本語MODを入れてやりたいです。
本作のプレイ期間はおよそ1ヶ月。
何とか8月中にクリアできたことで、9月1日から『Starfield』に全集中できます。