「湿炒牛肉粿(shīchǎo niúròu guǒ)」。平たく言うと「汁有り牛肉入り焼きビーフン」です。
日本の一般的な細い焼きビーフンと比べると、米粉で作った麺は太くて平べったくてもちもちしていて、全く別物と言っていいですね。
広東省ではこの種の焼きビーフンが一般的なんですが、中でも「湿炒牛肉粿」は「潮汕」という地方の名物として知られています。
汁無しを「干炒」、汁有りを「湿炒」と言います。これまで「干炒」ばかり食べてましたが「湿炒」の方が実は一般的と知ったので今回初めて食べてみました。
汁と言うよりとろみがある餡が面全体に絡んでいます。深みがある醤油味なんですが、見た目よりもさっぱりしていて飽きずに完食できました。
これからは「湿炒」にしようかな。
「潮汕」は各種牛肉料理が有名で、今回頂いたお店もメインは牛肉火鍋です。
「牛筋丸牛腩汤」(牛筋団子と牛バラ肉のスープ)の大盛りが付いたランチセット。38元。ごちそうさまでした。