帰国前の計画では証券口座の使い分けはこう考えていました。
- SBI証券(住信SBIネット銀行):つみたてNISAと海外株式
- 楽天証券(楽天銀行):リタイア後のiDeCoと国内株式
SBIの方が為替手数料が安く、ポイント面でも優位になっているので、メインのつみたて投資と海外株式(ETF)はSBI証券でやります。
なぜiDeCoはSBI証券じゃないのかというと、これは会社の企業型確定拠出年金のプログラムのせいです。
リタイア後の個人型確定拠出年金(iDeCo)への移行先選択肢になぜかSBI証券の名前がないんですね。
国内株式は本格的にやるつもりはないので、これは楽天でもSBIでもどっちでもいい。
というわけで、SBIをメイン、楽天をサブにするつもりでした。
この計画通り証券口座は両方開設したんですが、結果的にSBI証券の口座は放置することになりました。
原因は住信SBIネット銀行の口座が開設できなかったことです。
10,000ポイントがもらえるモッピー経由で証券と銀行の同時口座開設を申請して、証券口座は早々に開設できたんですが、銀行口座についてはいつまで経っても連絡がありません。
申請の時にミスったかなとも思い、進捗を問い合わせてみました。
返信がこれです。
「具体的な判断基準については一切開示しておりません」と突き放されてしまっては、理由をつっこむこともできません。
思い当たるのは、帰国直後に複数の銀行口座やクレジットカードを連続して作ったことですが、これが原因なのかどうか。
日を改めて何度か口座開設を申請したんですが、今度は申請後数分内に「見合わせ」メールを受信するようになりました。
完全に機械判断。
住信SBIネット銀行の口座開設は諦めました。
楽天証券+楽天銀行を実際使ってみると、やっぱり自動入出金(スイープ)は便利です。
こういう銀行連携も無し、為替メリットも無しでは、SBI証券を積極的に使う動機もありません。
せっかくSBI証券で開設したつみたてNISAの口座ですが、一度も入金しないまま楽天証券に移すことにしました。
非常に面倒で腹立たしく残念な結果です。