市内の中心地、JR熊本駅からサクラマチクマモト辺りを歩いていると、近くの山の頂にある建造物が嫌でも目に入ります。
あれ何だろうな。
暖かくなったら登ってみよう。
転居したばかりの頃そう思っていたんですが、骨折やら何やらで延び延びになっていました。
ちょっと前、朝の散歩の時にふと思い立って登ってみました。
後で調べましたが、この山は標高133メートルの花岡山とのこと。
頂上までつながってそうな道を適当に選んで登って行きます。
車道なので歩きやすいです。
まだ朝の7時前ということもあり、人も車も姿はほとんどありません。
ジョギングしている人をたまに見るくらい。
勾配もそこそこで、歩いて気持ちが良い。
例の建造物は宗教的な何かというのは容易に想像が付きます。
直接関係はないかも知れませんが、道中には墓地やお地蔵様なども。
その一方で、煩悩に満ち溢れたラブホテルが目立ちました。
5~6軒は見たと思います。
外観がボロっちいところもありましたが、車が停まっていたので営業してるんでしょう。
頂上に近い場所には「摩天楼」という看板のちょっと小洒落た感じの建物も。
営業しているのかなと、ここでも思いましたが、夜景の綺麗なレストランとして絶賛営業中のようです。
夜に見ると印象が全く違うんでしょうね。
麓の北岡神社から歩くこと、およそ40分。
ようやく頂上に着きました。
一般に開放されているのかちょっと心配していましたが、門扉などなくすんなり入れました。
仏舎利塔でした。
インドのネール元首相から寄贈された仏骨を祀ったものとのこと。
熊本出身の人が創設した日本山妙法寺という宗教団体が所管しているとのこと。
やっぱり山頂から眺める下界は良いですね。
水分補給しながらしばらくここでぼんやりしたかったんですが、小銭の持ち合わせがなく自動販売機が利用できなかったので、そこそこにして下山しました。
下りはショートカットです。
この後、JR熊本駅のパン屋さんで朝食イートインしました。
今回初めてということもあって、ゆっくり歩いて40分くらいかかりましたが、20分程度で登れるルートもあるようです。
白川、江津湖、熊本城に加えて、ここも朝の散歩の定番に入れようと思います。