1か月ほど前、整形外科で肋軟骨炎の診察を受けた時のことです。
ひと通り治療が終わった後、その中国人老医師は、わたしの舌の状態や生活習慣などを確認して、こう言いました。
「気虚有湿(Qìxū yǒushī)」
非常に平たく言うと「元気が無くて湿気が溜まっている」ということらしいです。
そして、中国人特有の崩し文字で生薬らしきものの名前と数字を手元の紙に書き込んで行きました。
漢方薬を処方してくれるそうです。
わたしは尋ねました。
「何に効くんですか?」
「全部に効く」
「えっ?」
「体質を改善するんだよ」
成分も何も不明ですが、保険も効くようなので1か月分処方してもらいました。
お湯に溶かして服用する顆粒タイプです。
その後1か月間飲み続けた結果、体質が改善したような気はしないんですが、ただ明らかに変化したことがひとつだけあります。
大便です。
わたしは便通はいたって正常で、便の形状も基本的には理想とされるバナナ状です。
ただ、便の粘り気が強いことが時折りあって、そういう時はトイレットペーパーを何枚も何枚も使用しないといけません。
ウォシュレットが使えない外出先ではちょっと困ることもあります。
調べたところ、これがまさに中医学で言う「湿気重」の特徴らしいです。
漢方薬服用後は便の粘り気が明らかに減り、大体2、3回拭き取るだけで綺麗になります。
これからも続けて漢方薬を飲みたくはあるんですが、やはり医薬品だけあり比較的高価で通院の面倒もるのがネックです。
なので、「湿気」に効果があると言うハトムギ茶を購入して飲みたいと思います。