五五雑記

五十代無職の日常です

「健康第一」と気付く年頃

年齢を重ねると、お金以上に関心が高くなるのが健康です。

「虎が人を襲った話をする者がいた。皆それを黙って聴いている。中に1人だけ顔色を変えた男がいた。聞けば、男はかつて虎に襲われたことがあったのだ。虎の本当の恐さを知っているのは、虎に襲われたことがある男だけなのである」ー 宋代の思想家程頤

「健康第一」という言葉をわたしが本当の意味で知ったのも、やはり健康を失うという体験を経てからです。

失われた健康

わたしの場合、40代の半ばを過ぎた辺りから身体に様々な不調が出始めました。

疲れやすい

平日歩く機会が少なくなっていることもあり、週末出歩くと本当に疲れるようになりました。 出張や旅行での長距離移動もしんどいです。一方で、自宅で長時間ゲームをする体力ももうありません。

眼が疲れる

老眼になりました。近視が進行して眼鏡が合わなくなったこともあり、眼の疲れがひどいです。読書やゲームが思うように楽しめないことも多々あります。

睡眠の質が低下した

夜の寝付きは非常に良いですが、毎朝 4~5 時に眼が覚めます。 夜間頻尿や再入眠困難はないものの、夜間中途覚醒はよくあります。昼寝しているんですが、真っ昼間から欠伸が頻繁に出ます。

慢性病に罹った

原因不明の病気が昨年発症しました。激痛や運動機能の低下などは伴わないので実生活にはさほど支障がありませんが、常にストレスとなっています。完治するのか悪化するのか、先が見えないのも不安です。 

金で買いたい健康

怪しげで高額な健康食品や民間療法に騙される高齢者のニュースを見て、なぜ騙されるのか以前は理解できませんでした。

でも、今ならわかります。

わたしも買いますからね。

「たいした金額でもないしダメ元で買おう」

効果を生むメカニズムにある程度理屈が通った商品を試しています。

でも第三者が見ると「馬鹿なもの買っちゃって」と思うかもしれません。

今は比較的安価なものばかりですが、そのうち数十万円するものも買い始めるかもしれません。

実際、医薬品ではないものの、椅子や寝具などは高価なものを購入しようと考えています。


1,000万円で40歳当時の身体を取り戻せるなら躊躇なく払います。

そんな年頃です。

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体験に基づいた知識こそが真知という考え方