中国に駐在してほぼ10年になります。
2、3年前までは定年まで帰任しないでいいかなとすら考えていましたが、最近は帰国への思いが日増しに強くなって来ました。
ただ、依然として帰りたいような帰りたくないようなそんな気持ちで揺れ動いています。
飽き飽きした。
帰国したい理由を一言で表すと、これでしょうか。
好きになれない町
現地での生活に飽き飽きしています。
わたしの現在の居住地は中国の田舎町にあります。
日本でも紹介されるようなキラキラした最先端都市とは全く異なる世界です。
いつ行っても変わり映えのしない飲食店やショッピングモール。
汚い、臭い、うるさい、危険と四拍子揃った街道。
散策やジョギングなどやる気も起きません。
単調だけど責任の重い仕事
仕事に飽きています。
同じポジションでの同じ業務という状態がいつの間にか入社以来最長の期間となりました。
飽きっぱい性分なので、もううんざりしています。
元々人付き合いが悪く、ひとりで過ごす時間を大切にしたい性格です。
にもかかわらず、 他人との積極的な関わりを求められるポジションにあるというストレスもあります。
健康不安
昨年発症した病気に悩まされています。
現地の病院で色々検査は受けましたが、結局原因不明のまま、じわじわと悪化しているような気がしています。
日本とは異なり、ネットの評判が全く当てにならない中国では、良い病院や医師を探すのは至難の業です。
中国語は堪能な方だと思いますが、それでも中国人医師との意思の疎通は不便を感じます。
日本に行き、納得の行く施設で診療治療を受けたいです。
帰任後にやりたいこと
本社に帰任後でないと実現しづらいことがあります。
そのうちブログに書くかもしれないし、やっぱり書かないかも。
実のところ、上の3つは以前はあまり問題になりませんでした。
年に数回の一時帰国で気晴らしもできましたし、それこそ日本で通院も可能だったからです。
しかしコロナ後の現在、一時帰国は現実的ではありません。
そうすると、本帰国しか道はないのです。