五五雑記

五十代無職の日常です

帰国したいようなしたくないような(後篇)

前回、帰国したい理由を書きました。

retire-zakki.hatenablog.com

 

今回は帰国したくない理由を書きます。

 

時間的余裕のある生活

現在の職場では基本的に残業はありません。

もちろん土日出勤もありません。

顧客や取引先との夜のお付き合いもありません。

毎日18時から自由時間です。

プライベートの時間がたっぷりあります。

まあ、外出しても楽しいところはない田舎町なので部屋に引きこもるしかないんですが。

 

精神的余裕のある仕事

現在の職場は、諸先輩方の努力のお蔭で現地化が上手く実現できています。

日常の業務では特に口を挟む必要はないので、大きなトラブルがない限りは自分の業務に集中できます。

(日本では経験できないヘビーなトラブルばかりですけど)

会議や根回しに追われず、ある程度自身の裁量で仕事を進められるのもメリットです。

 

金銭的余裕のある生活

お金が貯まります。

海外駐在員ならではの強力なメリットです。

恐らく手取りベースで1.5倍から2倍はあるんじゃないでしょうか。

その上、数々の手当てにより可処分所得はさらに増大します。

外出もあまりしないので余計にお金が貯まります。

もうちょっとこちらにいてもいいかな。

名残惜しい最大の理由はこれかもしれません。

 


で、結局帰国したいのか帰国したくないのかどっちなのか。

悩んだあげく出した結論は「帰国したい」です。

 

決め手は健康です。

40代も半ばを過ぎてから体力の衰えと身体に色々とガタが来ていることを実感しています。

体力は今からでもまだ何とかなるとは思いますが、健康は一度失ったら二度と戻って来ません。

ストレスと持病を抱えたままここに居続け、万一があったら後悔してもしきれません。

 

そういうわけで、お金よりも健康を取りました。

 

早期帰国の意思を初めて日本の上司に伝えました。

さて、 どうなることか。