五五雑記

五十代無職の日常です

太平燕(タイピーエン)@紅蘭亭下通本店

熊本に転居して2ヶ月弱。

生活は落ち着いて来ましたが、まだまだ観光客気分です。

何もかもが新鮮で街をぶらぶらするだけでとにかく楽しい。

そして街ぶらすると自然と美味しそうな食べ物に惹かれて外食することになってしまいます。

インドア派かつ自炊派かつ節約派ということで、外食は週2回までという緩いルールを課しているので、その機会は少ないですけど。

 

ちょっと前に食べたのは、熊本名物のひとつ太平燕です。

タイピーエン」と読みます。

中国語の普通話では「Tàipíngyàn (タイピンイェン)」なので似ていますね。

料理自体は福建華僑がルーツらしいので、そちらの方言も混じっているかもしれません(ただの想像です)。

www.kourantei.com

 

料理は紅蘭亭下通本店で頂きました。

発祥の地というわけではないですが、「太平燕といったらこの店」らしいです。

太平燕は市内の多くの町中華屋などでも提供されていますが、こちらのお店はちょっとした高級感のある中華料理店といった雰囲気でした。

ちゃんとした受付が1階にあって、1名と伝えるとエレベーターで2階(だったかな?)に通されます。

 

酢排骨(スーパイコ)とのセットメニューを注文し、出て来た太平燕はこちら。

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ちゃんぽん的なものを想像していましたが「上品な五目春雨スープ」といった印象で、味の面では満足できました。

ただ高級店だからなのかどうか、春雨が少なく量的には物足りませんでした。

その辺の町中華屋ではどうなんでしょうか。

なお、福建省にも実際に「太平燕」という料理があるようで、そちらは別名「肉燕」と呼ばれるようにワンタンスープということで、全く別物となっています。

セットの酢排骨も美味しく、そして久しぶりに味わう麻辣味のある漬け物と中国茶も懐かしみを感じて良かったです。

1,380円。ご馳走様でした。

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