今年2月の退職時、健康保険は任意継続保険を選択しました。
そして特定健診の案内をずいぶん前に受け取っていたのを思い出したのが9月。
慌てるように、所属する健康保険組合に申請しました。
その際、郵送がん検診の案内も送られて来たので受けてみました。
無料だったので。
なお、特定健診は予約した健診センターが人気のようで、12月中旬受診予定です。
郵送がん検診で、50歳以上が受診できる項目は以下の4つでした。
- 肺がん
- 大腸がん
- 前立腺がん
- ピロリ菌検査
申し込み後数日すると、健保組合指定の検査研究所から検査キットが届きました。
思ったよりも面倒そうなのでちょっとばかり後悔。
肺がん検診
太い試験管のような容器に痰を摂ります。
3日間連続というのが面倒でしたが、まあ、カーッ、ペッ、とやるだけなので。
大腸がん検診
大便を2日間分摂ります。
中国在住時の定期健康診断でも自宅で大便を摂って病院で診てもらう大腸がん検診はやっていました。
底に溜まった水に濡れないよう便器にトイレットペーパーを何枚も敷くなど面倒だったこと、完全に密閉されていないプラスチック容器に収納する際にブツがちょっと指に付着したことなど嫌な思い出があります。
ただ、今回の検査では日本は流石だと感心しました。
「排便シート」という水に流せるシートや液体に満たされた完全密閉の検体容器がキットに含まれていました。
便秘気味なので2日連続は無理でしたが、なんとか中二日で検体採取しました。
前立腺がん検診
これが一番嫌でした。
指先をテーブルに置いて突起をグッと押して針を指す。
じわじわ滲出して来る血溜まりを絞り出してろ紙に4点分染み込ませる。
チクッとするのでやっぱりちょっと勇気が必要。
血を絞り出してどうにか1回で終わらせました。
ピロリ菌検査
中国で検査した時に陽性だったり除菌したり除菌に失敗したりその後陰性になったり、何だかよくわからない状況だったので念のため受診しました。
これも前立腺がん検診と同じ採血方法です。
ただ、1回では血が不足したため、左手中指と左手薬指、2回針を刺すことになりました。
結果
検査結果は4つバラバラにやって来て、先日ようやく全て揃いました。
そして、結果はと言うと…大腸がんと肺がんは要再検査でした。
ひとつひとつ見ていきます。
前立腺がん検診は「陰性」でした。
ピロリ菌検査は「陰性」でしたが「陰性高値」という結果です。
大腸がん検診は「陽性」でした。
ヘモグロビン値が2回のうち1回高値でした。
痔でしょう。
肺がん検診は「(3か月後が適当と考える)再検査」でした。
調べたところクラスⅡ-②というレベルなのであまり気にしなくて良いようです。
まあ大丈夫でしょうが、やはり健康診断は定期的に受けたいと思います。
まだきちんと計算していませんが、退職後2年目は任意継続保険から国民健康保険に切り替えるつもりです。
特定健診もがん検診も行政からの補助があるようなので、人間ドックの内容と比較して来年受診しようと思います。