退職金が先日入金されました。
その日の夕方、見知らぬ番号から携帯電話に着信がありました。
未登録番号からの電話には応答せず、後でネットで調べて必要なら折り返す主義です。
いつものように調べてみると、振込先の都市銀行からのものでした。
資産運用に関する営業電話なんでしょう。
手数料の高い都市銀行での運用はやらないくらいのお金リテラシーは身に付けたので、次回掛かってきたら断ります。
で、退職金の運用についてです。
退職金専用定期預金の存在は、諸先輩方のブログで知っていました。
退職後概ね2年間の期限付きで年利1%前後の優遇金利を享受できるプランを色々な銀行が用意しています。
ただし優遇金利を得られるのは最初の3ヶ月程度といった短期間が多いため、面倒ですが複数の銀行を「はしご」することが必要です。
こちらの方は1年7か月で13万円の金利を獲得した由。
羨ましいですね。
時間だけはあるのが無職です。
早速、わたしもご相伴にあずかろうと調べてみました。
ところがです。
現時点ではわたしが申し込めそうなプランはほとんど見つかっていません。
まず長引く不況の結果か低金利の常態化の結果か、退職金専用定期預金プランそのものを廃止した銀行が増えたように思えます。
次にプランの改悪です。
以前は定期預金一本で優遇金利を提供していたはずが、投資信託口座の運用を必須としているところが目立ちます。
単純に優遇利率を下げた銀行、申込可能回数を複数回から1回のみに変更した銀行もあります。
それでも、魅力的なプランを提供している銀行もまだあります。
しかし、これは地方都市生活者の不利な条件なんですが、申し込もうにもその銀行の支店が近所にないんですね。
そういうわけで、わたしに残された選択肢は三井住友信託銀行(年0.8%)と三菱UFJ信託銀行(年0.9%)くらいしかないようです。
ともに申込み1回のみ、預入期間3ヶ月です。
しかも、後者の支店は地元にはなく最寄りの福岡まで行く必要があります。
高速バスで往復4,700円かかります。
そこまでして、はしごする?
とりあえず三井住友信託銀行に近々行こうと思いますが、なかなか厳しい状況です。