五五雑記

五十代無職の日常です

中国SIMの通信料金を最安プランに変更しました

現在の料金プランは月238元

現在加入しているスマホの通信料金プランは、20GBのデータ通信料込みの中国移動(China Mobile)の月額238元(3,650円)プランです。

一般の中国人からすると恐らく高課金なんでしょうが、会社負担ということもあって、これまで気にせずに継続して来ました。

ただ、最近はコロナのため以前にも増して外出する機会が減り、ほとんどの時間を自宅と事務所で過ごしています。通信量はせいぜい月2~3GBです。

毎月チャージする金額を見てやっぱりもったいなという気がして来ました。

また、今後本帰国した後のことを考えると、今のうちに安いプランに変更しておいた方がいいなという気にもなって来ました。

中国の銀行預金を全て引き出すには数年かかる予定ですが、帰国後も銀行口座を維持するためには中国の携帯電話番号とSMS機能の維持は必須になるからです。

料金プランが変更できない?

中国移動のスマホアプリのマイページで、割安の料金プランを探してみました。

ところが、どこを探しても見つかりません。

選択肢として表示されるのは、話題の5Gのプランと現在より高いプランばかりです。

パソコン版のマイページも同じです。

そこで、「中国移動 料金プラン変更 安い」などと(中国語で)ネット検索してみたところ、どうも中国移動は「現在のプランよりも高いプランには変更させるが、安いプランには簡単には変更させない」というスタンスであることが分かりました。

つまり、わたしのマイページには割安プランは表示されないし、もちろん変更もできないということです。

また、現在の最安プランが月額8元(123円)であること、その変更が容易ではないらしいことも分かりました。

最安8元プランへの変更

8元プランへの変更を成功させた方の経験を参考にすることにしました。

「中国移動の8元プランに変更しようとしましたが、店頭では受け付けてもらえず、ネットや電話でも変更できませんでした。どうすれば変更することができるでしょうか?」

日本のYahoo!知恵袋のようなページです。

www.zhihu.com

回答者の経験談によると、3回のステップを踏んでようやくプラン変更ができたそうです。

  1. スマホアプリのカスタマーサービスにチャットで問い合わせる。
    ⇒ 「アプリでは変更できない」と言われて食い下がったところ、「確認して2日以内に連絡します」と言われる。
    ⇒ その後連絡無し。
  2. カスタマーサービスに電話する。
    ⇒ 「会社の新しいルールで店頭でしか変更できなくなりました」と言われて食い下がったところ、またも「確認して2日以内に」…。
  3. 消費者センターにクレームを入れる。
    ⇒ 1時間後に中国移動のカスタマーサービスから電話があり、プラン変更成功!

本当にたちが悪いし、面倒臭いですね。

とりあえずわたしもまずスマホアプリのチャットで問い合わせてみましたが、やはり「オンラインでは安価なプランへの変更はできません」と言われました。

カスタマーサービスに電話して欲しい」とのことです。

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面倒臭いなあ

予想通りですので、すぐにカスタマーサービスに電話しました。

「一番安いプランに変更したいです」と言うと、

「8元が一番安いですが、通話もデータ通信もあまりできませんよ」と返されました。

もちろん「それで構いません」と答えたところ、

「変更できるかどうか確認して72時間以内に連絡します」という回答を頂きました。

例のパターンかなと半分諦めかけたんですが、48時間後くらいに電話が入り、無事プランを変更することができました。

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思ったよりは順調に変更完了

パスワードの変更が面倒でした

料金プランは変更できましたが、その過程で普段全く使用していないサービスパスワードを要求されたのは困りました。

中国移動のアプリではSMSの認証コードしか普段使用していないので、加入時に適当に決めたサービスパスワードなんか、そんなのあったっけ?って感じです。

すぐにアプリでパスワードを再設定しようとしましたが、「外国人のパスポート番号は対応していません」という中国アプリあるあるに阻まれて、わざわざサービスステーションまで行くはめになりました。

ところが行った先では「ここではパスワード変更業務は受け付けていません」と言われました。

まあ、中国人だったらID番号とアプリで簡単にパスワード変更できますからね。

外国人相手のイレギュラーなサービスはもっと大きなところでということす。

ちょっと遠くにある大きなサービスステーションまで行きました。

ここは窓口に行列ができていたんですが、238元を払い続けて来たVIPカスタマーですので、わたしは順番を飛ばしてすぐに受け付けてもらえました。

 

いろいろと面倒でしたが、いつになるか全く見えない本帰国への準備がひとつ完了してホッと一安心です。