中国でamazon.co.jp(アマゾンジャパン)へのアクセスが制限されていることは前回書いた通りです。
日本語の本が新品のOasis 3では読めない現状なので、amazon.cn(アマゾン中国)で購入した中国語と英語の本を読んでいます。
米国アカウントを作成した
と、ここで、amazon.com(米国アマゾン)へのアクセスは規制されていないことを思い出しました。
アマゾン中国の洋書ラインナップはとにかくしょぼすぎるので、米国アカウントを作成することにしました。
アカウントの作成そのものは簡単にできました。
しかし商品ページに何故か「Buy now」のボタンが表示されたりされなかったりします。
どうもいま住んでいる中国の住所を登録したのが原因のようです。
住所を日本に変更したところ、果たして「Buy now」のボタンが現れました。
中国は本当に厄介な国です。
コンテンツがOasis 3から削除される
米国アカウントを作成できたので、Oasis 3の中国アカウント登録をいったん解除して、米国アカウントで登録し直しました。
すると、中国アカウントで購入してダウンロードしていたコンテンツが全て消えました。
以前、Paperwhiteで日本アカウントと中国アカウントを都度切り替えながら使用していたことがありました。
その時は登録を解除してもダウンロードしたコンテンツはKindle本体にそのまま残っていたはずです。
どういうことだろうと思って、Oasisの「Kindleの登録を解除」画面をよく見てみました。
KindleをAmazonアカウントから登録解除すると、端末からコンテンツがすべて削除され、多くの機能が無効になります。
どうも仕様が変わったらしいです。
Paperwhite(第6世代)のコンテンツは削除されない
面倒なことになったと思いつつ古いPaperwhite(第6世代)でも試してみました。
「Kindleの登録を解除」画面はこうです。
Oasis 3にあった「端末からコンテンツがすべて削除され」という表記がやはりありません。
日本、米国、中国とアカウントを切り替えても、それぞれでダウンロードしたコンテンツは消えずにそのまま残っています。
少なくともPaperwhite 第6世代(プログラムバージョン5.12.2)では、アカウント登録解除後もKindle本体からコンテンツは削除されない仕様のようです。
Kindleの使い分けが必要になった
各国のアカウントを切り替えながら、それぞれのコンテンツをメインのOasis一本で楽しむつもりでした。
が、これは断念せざるを得ないようです。
少なくとも中国滞在中は、Kindle上での日本アカウントの頻繁な登録及び登録解除は現実的ではないので、当面は次のような使い分けが必要になると思います。
目に優しいからこそのKindle購入であって、本当はiPadで読書はしたくないのだけれど仕方がありません。
Amazonは本当に厄介な仕様変更をしてくれたものです。